カレンダーなどをピンでとめたりして、壁のクロスに穴を開けてしまうことがよくあります。そんな壁の穴の修復用の便利グッズがホームセンターなどで売っているのを見たことがあります。自分でうまくできるか心配で買おうかどうしようか迷っていた時、偶然見たテレビで、自宅にあるもので簡単に穴を修復できると知って試してみることにしました。
クロスの種類にもよりますが、ビニールなどの比較的安い素材を使っているなら大丈夫のようです。使用するものは、霧吹きとドライヤーとスプーンです。壁に作ってしまった穴に霧吹きでたっぷりと水を吹きかけて、ドライヤーの温風を吹きつけて温めます。その後、スプーンの背で、温風で柔らかくなったクロスを穴をふさぐようにこすりよせると、クロスが伸びて穴が目立たなくなるのです。これは本当に簡単にできて、材料も水だけなので、コストもかかりません。賃貸住宅で壁のクロスに穴を開けてしまった時は、退去前にこの作業をすると、修復費を請求されることもないと思います。